医師の推薦

ホームリハビリDVDで行うことができるトレーニングの意義について、リハビリ分野で多大な実績を残されている医師の方からご推薦をいただきました。

長崎大学  名誉教授  長崎市障害福祉センター長
医学博士    穐山 富太郎 先生

穐山 富太郎

【プロフィール】
1936年  長崎県に生まれる。
1961年  長崎大学医学部卒業。
1984年  長崎大学医療技術短期大学部教授。
2001年  長崎大学医学部保健学科教授。
2002年  長崎大学名誉教授、長崎市障害福祉センター長。医学博士。長崎大学医学部講師、長崎県立整肢療育園々長を経て、現在に至る。

「リハセン式」ホームリハビリDVDでは、自主的にできる抗重力筋運動が取り込まれています

リハビリテ―ションの原則の一つに、「寝た人は座らせ、座った人は立たせよ。」という合言葉があります。ヒトは直立位をとることで抗重力筋が発達し高度な立ち直り反応(身体が傾いた時に真っ直ぐな姿勢に戻そうとする反応)や立位バランス機能を獲得しました。

魚は水の浮力を利用してすいすい泳ぎますが、陸上では地球の重力をそのまま受けてしまいます。ヒトが重力に対抗してバランスを崩すことなく、身体を支えて立つのに必要な筋肉を抗重力筋と呼びます。

ヒトの抗重力筋の存在は母趾から頭部にわたります。下肢、体幹の抗重力筋は歩行運動に関与します。上肢では三角筋、棘上筋などが手指の働きを助け、頭部では咬筋、側頭筋などがソシャク、えん下機能、言語機能に関与します。立ったり座ったりする運動は、子どもの立ち直り反応や抗重力筋の発達を促し、成人ではその退化を防ぎます。

脳梗塞や脳出血などによって生じる成人片麻痺では、麻痺の強さに応じて筋力低下をきたすため、とくに抗重力筋強化運動は欠かせません。自主的にできる抗重力筋運動としては、スクワット運動、スクーティング運動、腹筋強化運動、プーリー、マット運動などがありますが、足部の麻痺が強いケースでは膝立ち、片膝立ち、膝歩きなどでまず股、膝関節周囲筋の強化を目標とした運動が効果的です。

「リハセン式」ホームリハビリDVDでは、このような自主的にできる抗重力筋運動が取り込まれています。脳硬塞や脳出血など、脳血管疾患の後遺症麻痺により運動機能が低下されている方は、DVDで紹介されている運動に加え、スポレク活動、バランスボードやトレーニングマシンなども活用しながら抗重力筋を鍛えていくことが有効であると考えられます。

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